story
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01:Finding Zen in the forest
森を知り
膳を知る―日本は国土の約66%が森で囲まれた世界2位の森林大国。木々は豊富なのに、森が人の手によって適切に管理されていない森では草花は枯れ、生態系は崩れ、動物たちは食べ物を探しに人里を訪れてきます。さらに私たちが身近で使用している木材の約70%は外国産のものに頼っているのが現状です。木を「植え」「育て」きちんと「使う」。この循環こそが森を健やかにし自然が豊かになり、日本の森林環境問題保全につながります。だから日本の美しい森で育った木を膳は胸を張って使うことにしました。
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02: Sophisticated craft piece
職人のこころが光る
こだわりの特殊加工―福井県鯖江市で長年、木工一筋で巧みな技術を培ってきた職人たちによって一枚一枚、手作業で丁寧に膳は作られています。自然を象徴する木の風合いを残したまま、表面にはノンスリップ加工を施し、お皿のすべりを防止し快適な持ち運びを可能にしてくれました。全体には撥水コーティングをし、水を弾き、木につく水シミの懸念点も考慮した職人の技が宿るお膳です。繊細な天然素材をつなぎ合わせ、最先端の特殊加工をすることは、それを使いこなせるだけの熟練の技が求められます。こだわりは家にいながら大自然の恵みと職人の底力を肌で感じることです。
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03: Brings pleasure and brighter the dining
食材を彩り
食卓をさらに自由に楽しく―お膳とは文字通り食器であり、料理を載せたり運ぶものを意味します。わたしたちの膳は和食に限らず様々な料理に出会ったら、さらに食材を艶やかに、料理をより上品に魅せてくれる、食を攻略し尽くしたアイテムです。使いやすいサイズと日本が誇る杉の風合いが、食器を並べた瞬間、洗練された本領を発揮してくれます。それはたとえ一品料理でも。もっと手軽に快適に楽しい食事の時間を大切にしたい。そんなムードを高めてくれるのが魅力のひとつです。忙しいママは子供が食べたお皿を膳と一緒にキッチンまで運んできてくれたら、それは食事後もきっと楽しく過ごせるはず。
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04: Proud of Japanese quality
国産の誇り
追求された最軽量―高知県産の豊かな天然杉材を使用した膳は全てにおいて国産にこだわります。杉材の最大のメリットは何といっても軽さです。膳は素材の軽さだけではなく、枠を強度が保てる最小の厚みにすることで圧倒的な軽さで仕上げることを可能にしました。底板には幅はぎ材を使用することでより自然な木の質感を演出し、枠の四角には楔(くさび)を入れ強度面と耐久性も兼ね揃えました。むしろ控えめなデザインで、軽くて機能的、全て必要な要素を追求して作り上げました。また使うことでその真価が滲み出てくるのも楽しんでもらいたい。